裏銀座縦走 烏帽子岳 [山行09]
裏銀座縦走2日目 8/7 曇り 時々雨 霧
烏帽子岳 ~狭い山頂 スラブを登る~
朝3時過ぎから騒々しい。がさがさと荷物をいじったり、どすどすと何のためらいもなく足音をさせてトイレに行く。「こんなに早く起きたって暗いよう~」「同室の女性三人も夕べ4時に起床と言っていたので4時までは寝るんだ」と決め込んでまたうとうと。目を覚ますと3時53分・・・・そこへサアーとカーテンを開けてIさんが顔を出し、「もう4じだよ」と叫ぶ。・・・まだ7分あるでしょう?時刻は守れよなあ。女性だけの部屋にずけずけと入り込んで叫ぶなど言語道断!寝起きの悪い今はなおさら・・・・4時に起きるんだってばあ・・・・
ゆっくり起きて整頓を済ませて炊事場へ。Iさんは首を長くして待っていた。そういうのは違反だって!
朝は味噌汁にご飯を入れてお粥1杯。Iさんはラーメンが食べたかったらしいけど、私はお粥。男の人って、残したり、食べなかったりするから付き合うの大変。盛り付けたの位我慢して美味しそうに食べちゃうのが山でしょう。・・・・はあ~ 言っちゃった・・・・ と、これは娑婆の話では片付かない。食べるの寝るのは動物の生きる根源なのだから。
烏帽子岳 南沢岳 不動岳 船窪岳
烏帽子岳はスラブ状の岩が何枚も縦に重なりながら突き上げている。
砂礫地には小さなコマクサが咲き終えていた。
「リンネソウ」が岩陰に
僅かに岩登りとなっており、何も装備の無い丸腰と思うとやや緊張。一番上の覗き窓になっている所まで登って眺める。
「すべりだいになっている右側の岩」
「振り向くと岩峰と船窪岳」
「左側には四十八池」
烏帽子を下って四十八池へと足を延ばそうと行きかけたが・・・やめることになって引き返した・・・そして、Iさんは下ることに。単独行の始まり。烏帽子小屋を出発野口五郎へと向かう。
一歩小屋から離れるとそこにはひょうたん池がありお花畑が広がる。
「チングルマ、イワカガミ、アオノユガザクラ、タカネシオガマなど等」
「ミヤマキンポウゲ」
「コガネギク(ミヤマアキノキリンソウ)」
「オヤマソバ」
「チングルマ」
「エゾシオガマ」
「ミヤマゼンコ?」セリ科は難しいので専門家に任せよう。
砂礫となっている稜線に出る
針の木岳よりまたひと回り可愛らしい「コマクサ」
「イワキキョウ」と「イワツメクサ」の混生。自らの美しさを引き立たせる術を自然のうちに身に着けている。
ガスの切れ間に少しだけやまなみが姿を見せる。稜線の右側をトラバースするように登山道が延びている。青い山は赤牛岳だろうか。
岩の塊だ。もしかして三ツ岳かな。それにしては小さい。ひたすら足元に目を落として歩く。
道が二つに分かれている所に出た。「どっちにしようか休んで考えているの。」と、さっき追い越された20人パーティー。私は迷わず『お花畑コース』を選ぶ。だってもう一方は『展望コース』で今日は見えない。
霧に佇む「ハクサンイチゲ」
雨でも晴れてる「ウサギギク」
お花畑が終わると・・・またひたすら登山道を登ったり下ったり・・・長いながい道のりに思えた これから先の水晶小屋までなどとても頑張れない。朝5:00から12:00まで7時間も歩いた。
12:00野口五郎小屋に到着
案内された場所は4畳半の狭い部屋。あとから3,4人くるかもしれません。と言われていたので荷物など隅に寄せていたがついに誰も来ず貸切部屋でのうのうと一晩ゆっくり休むことができた。他の人たちは大勢で並んで寝ているのに・・・本当に悪いみたいだけど有難かった。
夕食は、天ぷら、南瓜の煮物、酢の物、魚など豪華。ゼリーのデザートまで付いていた。乾燥室はそれは狭くて3人入ったら一杯になってしまう。
夜、カメラを点検すると・・・電源が入ったままだったり、切れてしまったりしておかしい。「そうだ、雨に濡れて接触し過ぎているに違いない」と考え、電池とカードを抜いて乾かすことに。・・・・この処置が良かった。次の朝にはご機嫌よく動いてくれた。助かったあ。
烏帽子岳 ~狭い山頂 スラブを登る~
朝3時過ぎから騒々しい。がさがさと荷物をいじったり、どすどすと何のためらいもなく足音をさせてトイレに行く。「こんなに早く起きたって暗いよう~」「同室の女性三人も夕べ4時に起床と言っていたので4時までは寝るんだ」と決め込んでまたうとうと。目を覚ますと3時53分・・・・そこへサアーとカーテンを開けてIさんが顔を出し、「もう4じだよ」と叫ぶ。・・・まだ7分あるでしょう?時刻は守れよなあ。女性だけの部屋にずけずけと入り込んで叫ぶなど言語道断!寝起きの悪い今はなおさら・・・・4時に起きるんだってばあ・・・・
ゆっくり起きて整頓を済ませて炊事場へ。Iさんは首を長くして待っていた。そういうのは違反だって!
朝は味噌汁にご飯を入れてお粥1杯。Iさんはラーメンが食べたかったらしいけど、私はお粥。男の人って、残したり、食べなかったりするから付き合うの大変。盛り付けたの位我慢して美味しそうに食べちゃうのが山でしょう。・・・・はあ~ 言っちゃった・・・・ と、これは娑婆の話では片付かない。食べるの寝るのは動物の生きる根源なのだから。
烏帽子岳 南沢岳 不動岳 船窪岳
烏帽子岳はスラブ状の岩が何枚も縦に重なりながら突き上げている。
砂礫地には小さなコマクサが咲き終えていた。
「リンネソウ」が岩陰に
僅かに岩登りとなっており、何も装備の無い丸腰と思うとやや緊張。一番上の覗き窓になっている所まで登って眺める。
「すべりだいになっている右側の岩」
「振り向くと岩峰と船窪岳」
「左側には四十八池」
烏帽子を下って四十八池へと足を延ばそうと行きかけたが・・・やめることになって引き返した・・・そして、Iさんは下ることに。単独行の始まり。烏帽子小屋を出発野口五郎へと向かう。
一歩小屋から離れるとそこにはひょうたん池がありお花畑が広がる。
「チングルマ、イワカガミ、アオノユガザクラ、タカネシオガマなど等」
「ミヤマキンポウゲ」
「コガネギク(ミヤマアキノキリンソウ)」
「オヤマソバ」
「チングルマ」
「エゾシオガマ」
「ミヤマゼンコ?」セリ科は難しいので専門家に任せよう。
砂礫となっている稜線に出る
針の木岳よりまたひと回り可愛らしい「コマクサ」
「イワキキョウ」と「イワツメクサ」の混生。自らの美しさを引き立たせる術を自然のうちに身に着けている。
ガスの切れ間に少しだけやまなみが姿を見せる。稜線の右側をトラバースするように登山道が延びている。青い山は赤牛岳だろうか。
岩の塊だ。もしかして三ツ岳かな。それにしては小さい。ひたすら足元に目を落として歩く。
道が二つに分かれている所に出た。「どっちにしようか休んで考えているの。」と、さっき追い越された20人パーティー。私は迷わず『お花畑コース』を選ぶ。だってもう一方は『展望コース』で今日は見えない。
霧に佇む「ハクサンイチゲ」
雨でも晴れてる「ウサギギク」
お花畑が終わると・・・またひたすら登山道を登ったり下ったり・・・長いながい道のりに思えた これから先の水晶小屋までなどとても頑張れない。朝5:00から12:00まで7時間も歩いた。
12:00野口五郎小屋に到着
案内された場所は4畳半の狭い部屋。あとから3,4人くるかもしれません。と言われていたので荷物など隅に寄せていたがついに誰も来ず貸切部屋でのうのうと一晩ゆっくり休むことができた。他の人たちは大勢で並んで寝ているのに・・・本当に悪いみたいだけど有難かった。
夕食は、天ぷら、南瓜の煮物、酢の物、魚など豪華。ゼリーのデザートまで付いていた。乾燥室はそれは狭くて3人入ったら一杯になってしまう。
夜、カメラを点検すると・・・電源が入ったままだったり、切れてしまったりしておかしい。「そうだ、雨に濡れて接触し過ぎているに違いない」と考え、電池とカードを抜いて乾かすことに。・・・・この処置が良かった。次の朝にはご機嫌よく動いてくれた。助かったあ。
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