初冬の摺古木山 [山行2013]

長山協ミーティング  11月30日~12月1日

 中央アルプス最南端に位置する摺古木山と、大平宿での宿泊と聞き、

めったに行くことのできない山と昔の宿場に泊まれる魅力に魅かれ、友達を誘って参加した。

 飯田に住んでいる友達と、大平宿へと車を走らせた。飯田から木曽の大桑に繋がる古い街道である。谷間をくねくねと細い道を登ること約一時間。古い民家が数件出てきた。屋号が書いてあるので宿場宿だったのだろう。昭和45年住民は移転をし、廃村になってしまった。その後、大平宿を守る会が発足し、ずっと維持管理を続けているとのこと。しばらく前までは、飯田の小学校ではここまで来て宿泊訓練を行ったそうである。友達は何回か引率して来ていると懐かしんでいた。

<摺古木山2169M>

 台所で使う「すりこぎ=擂粉木」と書くがここは表記の通りである。

登山口1800M地点から雪に覆われ、ずっと雪道を歩いた。初冬の雪は柔らかく、歩きやすい。

 今日は、高校生が登山大会などでやる読図テストをされることになった。なからの読図は出来るが、チェック地点が紙面で5㎜ずれると×になる。これは結構難しい。高度計を使ってもよいと言うことだったが、見ると電池が少なくなっているのか言うことをきいてくれないので、アバウトで行く。・・・不断からもう少し真面目に読図しておくことを反省。

 空は青く澄み、樹氷の付いた木々が輝いている。

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なだらかな山容が続く中央アルプスの最南端。日本昔話を思わせる山の中である。

途中、大きなつららが目に留まる。もうこんなに寒いのか・・・松の葉の雪も落ちてこない。

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小一時間で山頂到着。

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しばらくいると汗した体が冷えて来る。御嶽山、南アルプスまで展望が素晴らしい。

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IMG_1570縮小.JPG 集合写真を撮影して下山

夜は囲炉裏を囲み鍋に舌包みを打ち、語らいのひとときを過ごした

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